食用になる馬の種類ってあるの?

そま莉の馬肉は、サシがおいしい重種馬!

「馬刺しが食べたくなると、そま莉を思い出しちゃうんだよね」
お客様にこういっていただくと、すごく嬉しい!
 
「生産者さん、ありがとう!!! 料理長、やった~!」って思います。
とにかくイチに素材の力!そして、それを引き出すのは馬肉への愛なので。
 
馬肉とひとくくりにされていますが、食用になる馬の種類がいくつかあります。
まず大きく分けて、重種馬と軽種馬。
言葉どおり、重種馬は出荷時に800キロから1トンぐらいになる大きな馬、
(北斗の拳でラオウが乗ってそうですね)。
そして、軽種馬は400キロから600キロ前後です。
 
競馬馬として知られるサラブレッドや、アラブが軽種馬で、産地としては福島県会津が有名です。
もちろん食用として育てられている馬で、競馬馬を加工しているわけではありません。
 
一方、重種馬の主な品種は、ブルトン、ぺルシャロン、ベルジャン。
肉づきがよく、サシが入りやすい馬種で、サシのおいしさが追求されています。
 
そま莉で提供しているのは、こちら。
女将の生まれ故郷である熊本で生産されている重種馬です。
正確に言うと、カナダから輸入されて熊本で肥育された馬肉を仕入れています。
このルート、実はかなり一般的です。
 
 
口溶けのよい脂と赤みの絶妙なバランス
 
馬の脂は口溶けがよく、さらりとしているのが特徴。
これは、不飽和脂肪酸(リノレン酸など)がその多くを占めているからです。
 
生産者は、「馬肉のおいしさはエサで決まる」と言います。
乾草や稲わらのほかに、大麦、フスマ、とうもろこしなどの穀物を与えて肥育しているのだそうです。
そして、その配合や与える時期などは企業秘密とのこと。
 
そま莉の馬料理を「おいしい!」と言ってくださる皆様は、赤身と脂の絶妙なバランス、口溶けの良さを実感いただいていると思います。
そま莉名物の馬しゃぶのおいしさは、サシが入ってこそですからね。
 
ひとくくりに馬肉と言っても、店によってその味わいが違うのは、馬肉の種類が違うから。さらに、育て方によっても旨味が変わってくるというわけです。
 
馬肉は牛肉や豚肉に比べて、まだまだ希少。
食べたことがないという人も多いのではないでしょうか。
 
初めて食べるものって、おいしくないと、その後食べなくなってしまいますよね。
選び抜いた馬肉、まだ食べたことがない方にも是非、味わっていただきたいと思っています。

最後に余談ですが、馬の種類は世界に100種類以上、日本の在来種も木曽馬、対州馬など数種類あるそうです。
在来種は保護の対象になっているため、食用には使われていないとのことです。