馬の脂は化粧品にも活用されている!?

みなさんは、馬脂が「馬油(バーユ)」として化粧品にも活用されているのをご存知ですか?
 
私の実家では、母がかかとなどのお手入れに「馬油」を使っていたので、私にとっては子どもの頃から馴染みがあります。

古くは火傷や傷の治療に馬油が使われていたほか、馬の生肉を湿布として使うこともあったそうです。その「馬油」パワーに着目し、化粧品として商品化したのは福岡県の企業。
やはり、九州エリアは馬製品との繋がりが深いようですね。

店のスタッフ(東京出身)に、この話をしたところ、「中学・高校時代にプチ流行りしていて、友人は顔の乾燥予防に、私は毎朝のトリートメントとして使っていましたよ」と言っていました。
 
最近では、シャンプーやヘアトリートメント、石鹸などのほか、馬油100%をうたっているクリームタイプ、オイルタイプの肌のお手入れ商品もたくさん出回っていますね。
保湿力があり、サラサラと肌になじみがよい馬油で、ネット上には「髪質が良くなった」などの声もありました。

馬油(馬脂)には、オレイン酸、リノレン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、リノール酸などが多く含まれているそうです。
融点が30~43度と低く、夏場は冷蔵しておかないと液体化します。
古くから皮膚治療の民間薬として使われてきたのは、人の皮脂に似た性質で浸透性がよく、保湿や保護に役立つためです。
 
食用の「馬脂」と、スキンケア等に使われる「馬油」で、表記が使い分けられています。
馬油の読み方は「マーユ」「バーユ」のどちらも正解とされますが、「麻油(マーユ)」とかぶってわかりにくいので、報道関係では「バーユ」が優勢のようです。

ちなみに、
100%馬油は皮革製品のお手入れにも使われているんですよ。
その他に馬製品と言えば、ホースヘア(馬の尾毛)を使った高級バッグや高級草履などもあるようです。